雷鳥にも遭遇! 立山の絶景登山(別山乗越まで剣岳の撮影)

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絶景登山
立山連峰(たてやまれんぽう)「剱岳(つるぎたけ)」の撮影ポイント、「別山乗越(べっさんのっこし)」と言う場所まで登山しました。
北アルプス 立山連邦・別山乗越(べっさんのっこし)
「剱岳」がある立山連峰とは、飛騨山脈(北アルプス)のうち黒部川の西側に連なる山域の総称です。立山連峰までは、マイカー乗り入れ禁止のため「立山黒部アルペンルート」で行きました。
「立山黒部アルペンルート」とは、長野県と富山県にまたがる全長37.2キロの、山と谷の秘境を切り開いて作った観光ルートです。長野県側と富山県側のどちらからでも出入りできるようになっていて、室堂平や黒部ダムまで行ってから折り返すこともできます。今回は長野県側から行きました。
The “Tateyama Kurobe Alpine Route” is a tourist route that spans Nagano and Toyama prefectures and is 37.2 km long, and has been created by cutting out the mystery of mountains and valleys. You can enter and exit from either Nagano prefecture side or Toyama prefecture side, and you can go back to Murododaira or Kurobe dam and then turn back. This time I went from the Nagano side.
※ 長野側(扇沢)から立山(室堂)までの料金は下記です。
< 扇沢~室堂の往復料金 ¥9,050 (2019年GW時)> ① 扇沢 ~ 黒部ダム 所要時間 約16分 (関電トロリーバス) ② 黒部ダム~黒部湖 所要時間 約15分 (徒歩) ③ 黒部湖 ~黒部平 所要時間 約 5分 (黒部ケーブルカー) ④ 黒部平 ~大観峰 所要時間 約 7分 (立山ロープウェイ) ⑤ 大観峰 ~室堂 所要時間 約10分 (立山トンネルトロリーバス) ⑥ 室堂 ~雷鳥沢キャンプ場 所要時間 約30分~60分 (徒歩:雪道のため60分位) |
立山の雷鳥さん
立山では、たくさんの雷鳥さんに会うことができました。遭遇した回数を数えてみたら、1泊2日の間で7回でした。(1匹だったり、2匹だったりで12羽←もしかしたら同じ雷鳥さんを何度も見かけてるだけかも知れませんが)
雷鳥さんの鳴き声は “爽やかな鳥のさえずり”と言うよりは、喉を鳴らしている音のような不思議な声でした。立山では、昔から「神の使い」として大切にされてきたようです。
Rai’s cry was a strange voice, like the sound of a throat, rather than a “fresh bird chirp.” It seems that Tateyama has been valued as a “messenger of God” for a long time.
上の写真は、立山で見た雷鳥さんです。斜面を駆け上がっている姿がかわいいです。羽の色は、残雪期カラーでしたが、まだ白い冬の姿でした。
上の写真は二匹で走っています。たまに空を飛んだりもしてました。雷鳥さんは、基本的に忙しそうに走りまわっていました。
会えて嬉しかったです。
立山連峰のアーベントロート
上の写真は、アーベントロートの雷鳥沢(らいちょうざわ)キャンプ場の風景です。立山連峰が夕陽で赤く染まっています。アーベントロートとは『夕焼けが山肌に反射して山が赤く見える現象』のことです。カラフルなテントも可愛らしくて素敵な光景でした。
雷鳥沢キャンプ場は、立山室堂周辺で唯一の登山者向けキャンプ場で、飲料可能な水場もあります。近くには「雷鳥荘(らいちょうそう)」という山小屋があるため、温泉に入ることができます。山小屋には珍しくシャンプー、ドライヤーも使用可能でした。(日帰り温泉の料金は700円:2019年5月)
Raitorizawa Campground is the only campground for climbers around Tateyama Murodo, and there is also a drinking water area. There is a mountain hut called “Raichoso”, so you can take a hot spring. Shampoo and hair dryer were also available, which is rare in a mountain hut. (The fee for a one-day hot spring is 700 yen: May 2019)
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登山の風景
登山の風景のご紹介です。実際は、深夜の1時頃から登山しているので、行きは真っ暗で写真を撮っていません。掲載している写真は帰り道の朝の風景になります。
上の写真は、雷鳥沢キャンプ場(標高 約2,200m)からの別山乗越(標高 2,760m)までの途中にある「雷鳥坂」(らいちょうさか)を登りきった辺りの風景です。奥に見える山は「奥大日岳(2,611 m)」です。
風が吹いてなかったので大丈夫でしたが、ナイフリッジのようなヤセ尾根を歩くので怖かったです。
コースタイムは一般的な登山者で、登りが1時間50分、下りが1時間10分といわれています。夏場でもガレ場が多く急斜面であるため、濡れている時や雨天のときは注意が必要な道です。
The picture above shows the scenery around Raicho Saka, which is on the way from Raitorizawa Campsite (elevation 2,200m) to Bessan Norietsu (elevation 2,760m). The mountain in the back is “Oku Dainichidake (2,611 m)”.
It was okay because the wind wasn’t blowing, but I was scared because I walked on a Yase ridge like Knife Ridge.
The course time is generally for climbers, who are said to climb for 1 hour and 50 minutes and descend for 1 hour and 10 minutes. Even in the summer, there are many cliffs and the slopes are steep, so it is necessary to be careful when wet or in the rain.
I haven’t taken The photo posted is the morning scenery on the way home.
上の写真は、別山乗越にある剱御前小舎(つるぎごぜんごや)のそばからの風景です。遠く右上に見える山は、石川県の霊峰白山。青空が綺麗でした。
The picture above is a view from the side of the Tsurugi Gozengoya in Noboribetsu. The mountain that can be seen in the far right is Mt. Hakusan in Ishikawa Prefecture. The blue sky was beautiful.
※ 剱御前小舎は標高2,760mの高山にあるので、登山経験の無い方の単独でのお越しは危険です。雨具、照明器具、防寒服、登山靴などの備品や、積雪期にはアイゼン、ピッケルなども必要になります。
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剣岳のモルゲンロート
モルゲンロートとは、「夜明け頃に、山肌が太陽の光を受けて赤く染まる現象」のことです。
上の写真は、朝4時位(夜明け前)の剱岳の風景です。深夜1時頃から出発したので3時間位かかりました。到着して一番はじめに見えた景色で、空の下の部分が赤く染まってきていて綺麗でした。登山が大変だったので感動して涙がでそうでした。
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上の写真がモルゲンロートの風景です。手前の雪の斜面が赤く染まってきています。鋭い剱岳が柔らかいイメージに思える程やさしい色合いでした。
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上の写真は、少し時間がたってから。斜面が急で怖いです。
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上の写真は、剣岳と右下は雷鳥さん。焦ってしまい、構図に雷鳥さんがはいってくれるのを待つことができず、追いかけてしまい失敗。次回は上手く撮りたいです。
立山連峰の剱岳の景色は素晴らしく、何度も撮影に行きたい絶景でした。
The scenery of Mt. Tsurugi in the Tateyama mountain range was wonderful, and I wanted to go to shoot many times.