【adobe lightroom】ライトルームで天の川の現像方法・設定

今回は、前回投稿しました「天の川」の写真を編集した、ライトルームの事を少しご紹介します。
– 目次 – |
ライトルームって?
ライトルーム (Adobe Lightroom) は、画像の編集・管理に特化した現像ソフトです。
現像って?
デジタルカメラの場合、RAWで撮影されたデータをTIFFやJPEGに変換することを現像と言います。
(※「現像」=「プリント」 とは、別の意味になります。)
天の川をライトルームで編集
天の川・撮って出しのJPEG画像
肉眼や、撮影時に同時に保存されている「RAW」データと見え方は少し異なりますが、ライトルームの編集後と比べやすいように、撮って出し(撮ったままの)JPEG画像を下に貼り付けておきます☆
(カメラ側で保存形式を、「RAW」+「JPEG」の両方に設定しています。)
上の写真が撮って出しのJPEGです。
使用しているカメラ(a7ⅲ) の場合、岩の部分が真っ黒に見えていても、編集で明るくした場合、基本的には浮き出てきてくれます。
実際に撮影している時は、よっぽど視力が良い人でない限り岩の部分は、真っ暗なので、現地の風景に近いと思います。
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ライトルームの編集の設定は?
下の画像はRAWデータをライトルームで編集した画面です。
(個人的に、私は青っぽい星空の色が好きなので、色温度を青系にしています。)
下記のように編集しました。(変種の対象は全体で、値を変更していない項目は省いています。)
【ハイライト】:-16 (明るい部分全体) 【シャドウ】:-83 (暗い部分全体) 【白レベル】:+65 (最も明るい部分) 【色温度】:4137 (ホワイトバランス・色のバランス) 【色かぶり補正】:+28 (特定の色に偏った時) 【自然な彩度】:+28 (中間調を強調) 【彩度】:+73 (全ての色を調整) 【カラーミキサー】:アクアとブルーの輝度を+ (特定の色を調整) 【テクスチャ】:-27 (明瞭度 > テクスチャ > シャープ) 【明瞭度】:+57 (彩度は上がらずコントラストが強くなる) 【シャープ】:40 (エッジをクッキリと際立たせる) |
今回はじめてライトルームで、編集してみましたが 参考にしたサイト等とは、天の川の感じが違うので、結局違う編集になってしまいました。
自分の好きなイメージってどんなのかな?と、色々研究してみるのも楽しいですよね。
岩の部分はブラシで編集?
天の川の上の岩のフレームは、部分的にブラシで編集しました。
(※ 下の画像は、上でご紹介した画像より色温度を更に青くしています。)
なるべく岩の質感が出るようにしました!
下記のように編集しました。
【色温度】:+8 【露光量】:+3.08 (全体の明るさ) 【コントラスト】:+100 【黒レベル】:+16 (最も暗い部分) 【テクスチャ】 :+18 【かすみ除去】:+26 (霞を除去) 【彩度】 :+45 【シャープ】 :+100 |
ライトルームのは無料体験がある?
ライトルームは、7日間 無料体験ができます。
クレジットカードの登録が必要ですが、無料体験期間中に退会した場合でも 再度契約は随時可能です。(退会しない場合は、自動更新になります。)
(2020年3月現在)
まとめ
今回、ライトルームを使用した天の川の現像についてご紹介させて頂きました。
今回は、合成していない1枚の写真でご紹介させて頂きましたが、
基本的に 天の川の撮影は、明るく写す為にisoを高く設定して(=ノイズが増えて画質がザラザラになる)、
現像時にはノイズを減らす為に、何枚も写真を合成するので、また いつかチャレンジしてみたいです。
(※ isoを低くすると、ノイズが少ないので画質は良いですが、シャッター速度が長くなってしまうので、星が移動して点ではなく、線の様に写ってしまいます。)
ここまで見てくださってありがとうございました!
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